教育方針

<幼稚園で学ぶもの、身につけるもの>
誕生を迎えて2~3年後に子どもたちは、家庭から離れた『幼稚園』という集団生活の場で過ごすことになります。そして、定められた時間と空間の中で、遊び・学び・交友という体験を通して様々な生きる力の基礎を身につけていきます。
矢口幼稚園は、長い歴史の中で培ったカリキュラムをもとに生きていく上で必要な知恵や体験を選び出し、それらが個々に積み上がるような年齢別の指導内容を用意しています。その中で自然に考える力や実行する力が養われ、子どもたちは社会との関わり方を学んでいきます。矢口幼稚園では、Yokomine式をYaguchi式とし、子どもたちが学ぶことを楽しく継続できる環境作りに力を注いでいます。

昨今大きな問題として取り上げられている『いじめ』、現代社会の諸問題である『ニート』や『ひきこもり』などを前にして、打たれ弱いと言われる子どもたちを何とか逞しく育てたい!と真剣に考えた時、幼児教育の重要性を痛感し、教育の原点は幼稚園にあると再認識しました。ことわざ『三つ子の魂百まで』の通り、幼児期の教育はその後の人生に多大な影響を与えるもので、立派なひとりの人間として成長し自立できるように、子どもたちの根っこをしっかりと育てなければなりません。だからこそ、本当に意味のある教育を目指し、子どもたち自身が持つ『無限の可能性を秘めた力』を信じて、『心の力』『学ぶ力』『体の力』を成長させることが、私たちの使命です。
20年後には、自分の未来を自分で切り拓いている、そんな大人になってほしいと願ってやみません。

日本中の誰もが『家族の絆』『他人との絆』の大切さを感じた大きな出来事でした。復興への道のりは険しいですが、これからの子どもたちに伝えたいことも改めて認識しました。今私たちにできることは何か? それは子どもたちの『心』の成長を見える形にして、卒園までに保護者の皆様にお届けすること。それが私たちの使命であり、喜びでもあります。
東日本大震災のような未曾有の災害が起きてもその本質は変わらないはずです。何より伝えたいこと……それは、『支え合う心』『譲り合う心』『助け合う心』です。その『心』は教えるものではありません。皆で『心』を育てるのです。『すべてを大切にすること』『思いやりの心をもってすべてに接すること』『本気で人の気持ちを考えること』など、一番大切な『心の教育』に力を注いでいかなければならないと考えています。

子どもたちの『元気』と『笑顔』をサポートするためには、ご家庭と協力し合い、みんなで『楽しむ』ことが基本であると矢口幼稚園は考えています。
思い切り幼稚園生活を楽しむことから子どもたちのやる気を引き出し、『できること』を増やします。更には、子どもたち一人ひとりが『心の力』『学ぶ力』『体の力』をしっかり身につけ、何事にも前向きに取り組む姿勢を育てたいと考えています。毎日の園生活の中で子どもたちは、笑ったり泣いたり悔しがったりすることで自分たちの意思を先生や友達に正しく伝えることを学び、次第に健全な人格を形成していきます。
自分の身の回りのことは少しずつ自分自身で解決できるように指導し、どんなことでも最後まで頑張ってやり遂げようとする気持ちを大切にしています。そして自分ひとりで、あるいはみんなで協力し頑張って何かをやり遂げたときの喜びがどんなに素晴らしいものなのかを体験できるよう、日々の園生活では色々なことに継続して取り組んでいます。たくさんの成功体験を積み重ねながら、失敗や困難にぶつかったときも『できない理由を探すのではなく、できる方法を考え実行する』強い意志や諦めない心を育てます。
何事も努力しなければ前進がないこと、努力すれば必ず良い結果が生まれることを知らせながら、『子どもたち一人ひとりの可能性を引き出してあげたい!』それが一番の願いです。